はじめに

はじめに

2018年2月20日、それは突然起きた。

まさに「一寸先は闇」とはこのことだった。
こんな事がまさか自分の身に降りかかってくるとは予想だにしなかった。

その日、保育園に通う娘(まぶき)の学芸会だった。
僕は仕事で行けず、奥さんひとりで参加することになった。

今、思えば、前日に「仕事で行けない」と伝えた時、
奥さんはその返事に難色を示した気もする。

お昼頃、僕は奥さんに「学芸会どうだった?」とメールをした。
その1時間後、「よかったよー」との返信があった。

ちょっと素っ気ないなぁと思いつつも、そこまで気に留めなかった。

仕事が終わり、学芸会の話を聞こうと、
いつもどおり19時ごろに退社をして家のドアを開けた。
(仕事で珍しく良いことがあったからご機嫌で帰ったのが
今、思うと痛々しいw)

でも、そこに待っていたのは、
真っ暗で人気(ひとけ)のない冷え切った部屋だった。

一瞬、パニックになった。
真っ先に思い立ったのは車での事故だった。

すぐに駐車場を確認したが、車はなに食わぬ顔で停まっている。
平然と停まっている。

その瞬間、嫌な予感が脳裏をよぎった。

テーブルに目を向けると白い封筒があった。
そこには僕の名前が書かれていた。

恐る恐る封を切ると、これまでの僕に対する不満が書かれ、
「離婚してください」という言葉で締めくくられていた。

前日もその日の朝もいつもと変わりなく、
特に争いや喧嘩などはなかった。

そのため、置かれている状況を受け止められずに、
これは夢だろ?夢だろ?と何度も疑った。

こんな経験は初めてだった。
夢であることを願うなんことは初めてだった。

でも、夢ではなかった。
しっかりと今、現実に起きていることだった。

こうして、僕は愛する娘と奥さんとの別居が始まった。

僕が、娘(まぶき)にかけた最後の言葉は、
「(学芸会で)大きな声を出すんだよ!」だったと思う。

娘(まぶき)が4歳と1ヶ月のことだった。


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